THE ORGANIC POOLについて

2015年、5月頃でした。

なんか、手の指がしびれるなあ。なんだろうこのしびれ。常にしびれているわけではないのですが、時たま手にしびれを感じるようになりました。
それから数日後だったか、数週間後だったか、車を運転中に急に息苦しくなりました。息苦しさ、体の震え。車のドアを開けて道路に横になりました。このまま死んでしまうのかと思いました。すこし横になり、震えがなくなったところでなんとか自宅まで帰りました。

さらに何日か後のこと。夜の8時頃でした。また急に息苦しくなって、足がしびれ、今度は意識が遠のく感じがありました。また、このまま死んでしまうのではないかと思い、子供と一緒にお風呂に入っていた妻に、「救急車を呼んで」とお願いし、生まれて初めての救急車で近くの大学病院へ行きました。

血液検査をしてもらったんですが、特に異常なし。そのままベッドに横にならせてもらって、ずいぶん楽になったのでタクシーで1人で帰ってきました。その翌日。

下の子を保育園に連れて行くのが僕の役目なのですが、次の日の朝も息苦しく、動くことができません。その役目は妻にお願いし、一週間ほど寝たきりの状態が続きました。それから、また夜に具合が悪くなりタクシーで病院へ行きました。この時期は、急に心臓の鼓動が速くなって意識が遠のくような発作というか、状態になることが何度かありました。

過去に何度か不整脈が出た経験があったので、僕は心臓の病気を疑い、一通り検査をしてもらったのですが、特に異常なしという検査結果でした。最終的には心療内科の先生を紹介され、そこではいきなり薬を勧められたので、「先生、すみません。薬は飲みたくありません」と言って帰ってきました。それ以来、その病院へは行かなくなりました。その前にも、近所の内科へ行って息苦しさを訴えても、異常は見つかりませんでした。

息苦しさとともに、異常な疲れがありました。自分で書籍を買い集め、息苦しさの答えを探しました。一時はアドレナルファティーグ(副腎疲労)を疑い、副腎に良いと言われるサプリを海外から購入し飲んだりしました。オステオパシー治療院、MTS療法、カッピングなどにも通いました。

それから1年ほど経って、息苦しさは感じるものの、疲れはそれほどひどく感じなくなり、普通に生活ができるようになり、仕事も問題なくこなせるようになりました。家族みんなで食事に行くこともできるようになりましたし、車で遠くまで行くこともできるようになりました。

心療内科を紹介されたあの病院へ行って以来、医師による診察は受けていないため、結局僕が苦しんでいた症状の原因となるものは今でもわかりません。

ですが、その後、化学物質過敏症について深く調べる機会があり、その症状や、原因となるものや、化学物質過敏症発症者の生活について知るにつれ、僕の不調はこれだったんだと思うようになりました。最初に具合が悪くなったとき、車のトランクにはあの強烈な匂いのする透明なテープが貼ってある商品が大量にありました。密閉された車の中で、そのテープが発する物質により、いよいよ症状が現れたのだと思います。そして、その商品はその後、しばらく自宅にありました。
そう診断されたわけではないので、本当のところはわかりません。ですが、いずれにしても、この過去の経験から、いくつかの問題を知るようになりました。

1つ目が化学物質過敏症に関する情報の少なさです。僕は苦しんでいる間に多くの本に目を通しました。ですが、残念ながら化学物質過敏症にはたどり着くことができませんでした。

僕は、10年以前に、「みみず物語ー循環農場への道のり」小泉英政著 を読んだことがあります。その中には、最後には山に生える天然の山菜しか食べることのできなくなった女性がでてきます。化学物質過敏症発症者です。ですから化学物質過敏症の存在は知っていました。ですが、僕はそれを勝手に食物アレルギーのようなものと理解していたのだと思います(記憶も薄れていましたから)。

過去に得た知識も乏しく、また情報も少なかったため、残念ながら化学物質過敏症にたどり着くことができませんでした。例えば癌や、糖尿病や、僕が疑った心臓の病気など、一般的な病気と同様に化学物質過敏症に関する情報が豊富であれば、そこには容易にたどり着けていたのではないかと思います。そして、それをもとに専門の医師の診察を受けることができていたと思います。

化学物質過敏症に関する情報が少ないため、原因がわからず病院をさまよっている人や、僕と同じように医師による回復へのアドバイスを受けることができず、いまも苦しんでいる人が大勢いるのではないか?化学物質過敏症に関する情報の少なさに問題を感じています。

2つ目が身の回りにある合成化学物質の危険性です。建材、家の内装、食品、洗剤、化粧品など、ありとあらゆるものに合成化学物質が使われています。工業的に製造されて世の中で流通している化学物質は、10万種類ともいわれています(化学物質を巡る動向について – 経済産業省より)。

これらの合成化学物質が、化学物質過敏症だけではなく、多くの病気の原因となっていることは、多くの医師が書籍や論文で発表しています。

ですが、今の便利な生活を維持するのには合成化学物質はかかせません。また、資本主義の世の中では、何より経済性が優先されるようで、安全性に関しては最優先ではないようです。ですから、合成化学物質に囲まれた生活は今後も続くでしょう。

これらの問題を少しでも解決したいという思いから、このサイト THE ORGANIC POOL を作りました。

微力ながらも、過去の自分がそうであったように、化学物質過敏症を発症しているのに、その病名が分からず苦しんでいる人の助けになりたい。化学物質過敏症に関する情報を行き渡らせることで、その助けにならないだろうか?

また、合成化学物質に関しては、僕がどのように考えようと、減ることはありません。ですが、個人的に、それらからできるだけ離れて生活することはできます。合成化学物質を使った製品は買わなければいいのです。代わりとなる製品は沢山あります。

消費者にはものを選ぶ権利があります。また、僕のような小売にも、ものを選ぶ権利があります。商品の流通において、消費者や小売の持つ力はメーカーよりも大きいのではないかと思います。僕たちが正しい商品を選ぶことで、社会に安心して使える製品を増やしていきたいと思っています。

最後に、THE ORGANIC POOLで取り扱う商品についてですが、できる限り化学物質過敏症の方に話を聞き、また、できるものは試用テストをして掲載しております。といっても、化学物質過敏症は症状、また反応する物質がそれぞれ違い、実際に製品を試してみないとわからないと思います。もしも商品がお体に合わなかった場合は返品頂いて構いません。どこまでお力になれるかわかりませんが、できる限りお力になりたいと考えています。

最後の最後に、THE ORGANIC POOLは商品には自信がありますが、それ以外には自信がありません。例えば、配送料は今の所高めですし(お店が軌道に乗れば少し安くなる予定です)、セール価格では販売しませんので、商品の価格自体も他のお店より高いかもしれません。また、発送までの時間はAmazonや大手ECモールのようなスピード感はありません。

ぜひ長くお付き合いいただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

チームメンバー

Ola Nordmann
Customer Support

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